プロヴァンス滞在中はお天気に恵まれ、雨がちらついたのは1日だけでした。気温は30℃を超えたのは数日程度。思っていたほどは暑くなくて、比較的過ごしやすかったです。 何より良かったのは、花粉症の症状が旅行中には出なかったこと。私と夫、長男は花粉症持ちで、ドイツでは春から夏にかけて花粉症の時期だったりします。プロヴァンス滞在中は花粉症の症状がピタっと止み、快適に過ごすことができました。南仏、避粉地としていいかも。 最後の目的地は、マルセイユでした。マルセイユはパリに次いでフランス第二の都市で、フランス一治安が悪い都市だと言われています。到着早々、治安が悪そうな雰囲気で気が引き締まる。ずっと田舎滞在だったので、尚更そう感じたのかもしれません。ジプシー・物乞いもかなり多かったです。 スリやひったくり、置き引き等に注意を払ったり、危なそうな場所に近づかないようにしたり、外出する時間帯に気を付けたり。パリと同じで、最低限の注意さえ払っていれば大丈夫なレベルかと思います。 子供と海で遊びたいと言う夫の希望で決まったマルセイユ滞在。私はマルセイユにはさほど興味がなかったので、その間にショッピングでも楽しもうかなと。マルセイユでの移動は、地下鉄、バス、トラム、フェリーを利用。 「プロヴァンスは私がずっと来たかった場所だから、思う存分楽しんで」と、私の自由時間をできるだけ作ってくれた夫。マルセイユでも、夫が息子たちを連れてバス・フェリーに乗ってビーチへ行って、連日面倒をみていてくれました。私は一人羽をのばして、プロヴァンス旅行をたっぷり満喫↑。 マルセイユのビーチは、とにかく岩がちなところが多かったです。子供には岩場は危険だし、二人とも砂遊びが好きなので砂浜を探しました。地元の人から聞いて、郊外にある"Plage Vieille Chapelle"というビーチへ。ここ一帯の砂浜は、人工的に造られたものだそう。 旧港からはフェリーで3、40分くらいだったと思います。市内から砂浜まで、ちょっと遠いのが難点↓。市内からはバスでも行けますが、乗り換えがあったり、フェリーよりも時間もかかる。乗り換えも入れて、1時間以上はかかったかも。マルセイユを離れれば、もっと良さげなビーチがあるようですが、できるだけ移動に時間はかけたくなかったので。。。マルセイユに滞在していて思ったのが、都市は子供向けではないなということ。来月に控えている夏のバカンスは田舎滞在型なので、私たちはのんびり・子供たちは思いっきり遊べるかな。 写真↑:旧港で開かれる朝市も見てきました。マルセイユといえばマルセイユ石鹸。 * Aix-en-Provence:マルセイユから電車で向かったエクス・アン・プロヴァンス。短時間で到着するTGVのチケットを買おうとすると、売り場の人に普通電車を勧められました。というのも、エクスのTGV到着駅が郊外にあるため。TGV到着駅から町の中心に行くまでにかかる時間などトータルで考えると、町の中心にある駅に到着する普通電車で行った方がいいそうです。普通にチケットを買うとけっこう高めでしたが、子供がいるのを見てファミリー割引がいいんじゃない?と言い、家族割りのチケットにしてくれました。 南仏にあるほかの都市・町に電車移動する人は、30ユーロ?くらい払って年割に入ると、毎回の電車代が割引されるみたいです。いろんな割引があるようなので、チケット購入の際に確認するといいかもしれません。 エクスにはセザンヌ関係の見所があるようですが、街をフラっとしただけでした。Yojiでお寿司・焼肉を堪能して、メリーゴーランドに乗って、ショッピングをして。泉の町ということで、噴水があちこちにありました。しかも水がキレイ。果物を買って、みんなで噴水に座っておやつの休憩。案の定、水遊びが始まりましたけどね。苦笑) * L'Isle-sur-la-Sorge:リル・シュル・ラ・ソルグは運河とアンティークの町。人口が約2万人の町に、200以上もの古物商があるそう。この小さな町が、パリに次いで2番目にアンティークショップが集中しているところなんだそうです。 町には7つのアンティーク村があり、土曜日にこれらのアンティーク村を巡りました。イメージとしては、パリのクリニャンクールの蚤の市みたいな感じ?私はどちらかと言えばブロカントの方が好きかも。。。一番最初に泊まったところのマダムいわく、リル・シュル・ラ・ソルグのアンティークショップでは結構値切れるよと。今はアンティーク販売のビジネスが難しく、5~8割引も可能かもとのことでした。でも結局、欲しいものは見つかりませんでしたけどね。。。それぞれのショップの店番の人たちが外のテーブルに集まって、カフェタイム・談笑。土曜日も日曜日もこんな感じでした(写真↓・右下)。ゆる~い感じがいい。笑) そして、日曜日には運河沿いの一部でアンティーク市が開催されます。土曜日と比べると、町を訪れる人がかなり多かったです。というのも、蚤の市だけではなく日用品が並ぶ朝市も開催されていたり、日曜日にも関わらずショップも開いているため。 まずは目的の蚤の市へ。蚤の市は、思っていたほど大きい規模ではありませんでした。ここで持ち帰れないくらいたくさん買ったら、家まで購入したものを郵送しようとまで考えていたのに収穫ゼロ。泣)今回の旅行で一番楽しみにしていたのがこの町だったので、ちょっと残念でした。 町はというと、中心地を取り囲むように運河がはしり、古い水車がまわっている可愛らしい町でした。日曜日の夕方に開いているパン屋さんがないか、ガスリンスタンドで聞いて行ったパン屋さんが当たり↑。小さくてフツーの町のパン屋さんでしたが、バケットが香ばしくて美味しかったし、ケーキもレベルが高かった。思いがけず、美味しい店に遭遇して得した気分でした♪
by miezchen
| 2013-07-13 05:31
| 旅行
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プロフィール
mieze(みっつぃ):
ドイツ・バイエルン州在住。 2006年8月に結婚。 '07年に主婦業をお休みして新しい会社を設立。 '09年7月に長男出産 '11年5月に次男出産 '14年4月に三男出産 '19年6月に長女出産 ただ今、4人の子育て中♪ →ドイツ情報 →blogランキング カテゴリ
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