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夏のバカンス番外編~オーストリアで釣り
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夏休みが終わって9月になると、うちでは次の年のバカンス予約をし始めます。行き先は何年も前に計画済みですが、ちょっとした変更もありつつ。来年のファッシングまでの予約は1年以上前に完了。なので、来年のイースター以降のフライト、ホテル等の予約をしました。




今年の夏のバカンスはスロベニア・オーストリアに2週間+後半にオーストリアの別の場所へ5日間行ってきました。後半に行ったオーストリアは、7月にも滞在したこちらの宿

今年のバカンスは、とにかくお天気に恵まれました。肌寒かったり雨が降ったりすることもなく連日の30度超え。普段だと、私は暑さが苦手なんですけどね。旅先でプールや湖で泳ぐには最高、言うことなしのお天気♪ここに滞在していた5日間もずっと真夏日でした。

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バタバタと荷造りをして出発。途中、家の持ち主宅に伺って鍵を受け取り、湖へ向かいます。着いてすぐにカメラを忘れたことに気付く。ガーン。。。ネット環境もないので、私はiPhoneすら持って行きませんでした。仕方なく、夫のiPhoneを借りて写真を撮ることに。5年くらい前に買ったiPhoneを未だに使っているので、やっぱりカメラの画質が良くないですね。

その携帯をズボンの後ろポケットに入れて湖へ。横になった時に、ボトンと嫌な音が。。。瞬時に携帯を湖に落としたと気付きました。泣)すぐに夫にボートハウスの下に潜ってもらって、捜索すること10分。水底の泥の下に埋もれてしまってなかなか見つからなかったのですが、ようやく発見しました。もう壊れているだろうと諦めていた私と夫。それがビックリ!普通に使えるし。ラッキーだったとしか言いようがありません。

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今回は、携帯ガスコンロを持参しました。でも、備え付けのガスコンロ・ガスボンベをキッチンで発見。前回来たときには気づかなかった。。。

毎日・毎食を薪・炭で調理するのは、さすがに時間が掛かる。でも、電磁調理器やホットプレート、トースター等の電化製品は使用不可。基本は薪・炭で調理し、朝食や時間がない時はガスコンロを使用しました。うちのガスコンロ本体は、以前日本で買って持ってきたもの。でも、コンロ本体もガスボンベもドイツで普通に手に入ります。ドイツでも売っているとは知らず、ちょっと前まで日本食屋さんで高いガスボンベを購入していました。今は1本・1ユーロちょっとで買っているので、心置きなく使えます。

一度、ここに来ると買い物に出るのも外食も億劫。3食自炊して、ひたすら篭もります。朝食は食パンかパンケーキ。昼はガスコンロで、パスタ(明太子、ボロネーゼ)、ラーメン等々。夜はBBQ。

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写真↑左上:サーモン、とうもろこし、パプリカ、マッシュルーム、ラムチョップ等。
写真↑右上:この日の夕食は、子供たちが釣ったForelle・マス。
写真↑中央左:最後の〆のデザート「スモア」。TUCにこんがり焼いたマシュマロ、チョコレートを挟んだもの。塩味のクラッカー、甘くて香ばしいマシュマロ、トロっと溶けたビターなチョコレート。簡単なのでBBQのデザートに〇。
写真↑中央右:山水で天然クーラー。ビールやFederweisserを冷やして飲みます。
写真↑左:ガスコンロで作ったラーメン。BBQの残りの野菜を入れて。ガスコンロにフライパンを置き、トーストをのせて焼きます。これでトースターいらず。このガスコンロはうちのではなく、ここに備えられていたもの。日本のガスコンロと比べても違いはないようでした。
写真↑右:夫+子供たちも大好きな餅もグリル。いそべ焼き・砂糖醤油でいただきました。

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今回も自転車を持参したので、サイクリングを楽しみました。次男も補助なし自転車で1、2時間のサイクリングなら問題なく。家族みんなでサイクリングができるようになると、行動範囲も広がっていいです。

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あと、ハイキングもしました。山を越えて、往復で5時間くらいは掛かったかな。けっこう急な崖もあったりして、かなり大変でした。汗)夫が三男を背負い、私よりも体力がある長男と次男は荷物を持ってくれたり、遅い私を待っていてくれたり。私はもう自分だけで精一杯、ヘロヘロでした。三男にもすぐに抜かれるんでしょうね。。。

写真↑:山を越えたところに小さな集落が。レストランや釣り堀がありました。

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山を越えたところにレストランがあって、そこで昼食を取りました。

釣り堀(写真↑)もあったので、釣りをして帰ることに。ここではForelle・マス釣りができます。釣り堀ってすぐに釣れるイメージがありますが、ここはちゃんと餌を与えているからか釣るまで時間が掛かる。30分くらいでようやく1匹釣れる感じでした。子供たちが釣った魚の頭を石でガツンとたたいて絞める夫。子供の手前、釣り上げた魚を前に尻込みすることもできず、心を決めたらしいです。苦笑)2時間くらい釣りをして、夕食用に3匹ほど釣って持ち帰りました。間食をしてお腹があまり空いていなかった私たち。「食べられないかな~」と言っていたのに、みんなできれいに完食しました。自分たちで釣った魚は格別↑。

写真↓: 長男が魚を釣り上げ、次男が網で受け取る。

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前回同様、湖では一匹も釣れませんでしたね~。釣りって難しい、全然釣れる気がしません。

前もって道具やエサ等の準備をして、虫を触って、長い時間を費やして1、2匹釣って、それを絞めて下処理・調理して。私にとっては苦痛だし時間の無駄としか思えず、正直言って楽しめません。まあ、釣り向きではないんでしょうね。エサは生きたうじ虫だし。モゾモゾ動いているのを見るだけでゾッとします。泣)私も夫も触ることすらできないので、子供たちが釣り針にうじ虫を付けてました。

話は逸れますが、某・学習帳から昆虫の写真が消えたニュースが以前話題になりました。教師や親からの「気持ち悪い」というクレームを受けての対応だったようですが、自分が嫌いだからという理由で苦情を言うというのが不思議。自分の子供がノートに印刷された昆虫の写真を見て気持ち悪がったら、自分の子育てで何か足りないところがあったのではないか、、と逆に心配になってしまうけど。親だけではなく、教師からのクレームっていうのも気になりました。虫以外の選択肢もあるし、別のノートを買えばいいだけの話じゃないの?と。理解に苦しみます。ニュース後の反応を見ていると、大多数の人は支持しているように見受けられました。どのくらいの数のクレームが来たかは分かりませんが、一部のクレームに反応して止めてしまう昨今の企業側にもやり過ぎ感は否めません。

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子供が虫や生き物に興味を示すのは、成長過程ではごくごく普通・当たり前のこと。本来、子供は虫に対する恐怖・嫌悪感よりも好奇心の方が勝りますからね。虫嫌いの子供が日本で増えているらしいですが、テレビゲームや塾などの習い事で時間がなく、自然の中で遊ぶ機会が減少していたり、あとは親の影響も大きいんだと思います。親が過保護だったり、虫嫌いだったり。親が"虫は気持ち悪いものだ"という感覚を子供に刷り込んでしまっては、子供の好奇心・探究心を奪い兼ねません。正直言って、動物・虫嫌いの私がこれらを好きになるのは難しい。でも、小さい頃から自然・虫・動物等とふれ合う機会を頻繁に持たせたり、子供が虫を見せたり持ってきたりしても嫌悪感を示すのではなく、見守ることくらいはできるかなと。

自然や生き物と関わりながら、魚の生態やルールを自ら学ぶ。自然の中に身を置き、忍耐強く釣れるまで待って釣り上げたときの喜び、最終的にはその自然の恵みを食して。魚釣りは、子供にとって大切な体験が凝縮されていると思います。私はムリなので、あとは夫が釣りに慣れてくれれば。。。

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by miezchen | 2015-10-03 18:28 | 旅行
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